■グライダーで空を飛びたい若者たちへ

グライダーで空を飛んでみる。
それも単なる遊覧飛行ではなく、自分で操縦したい。
そんな希望がありますか?

あなたの通う大学に、航空部(グライダー部)があれば、そこに入部するのが最も近道です。4月であれば、どこのクラブでも新人勧誘の活動を盛んに行っていると思います。グライダーの展示を見つけたら、その周りにいる(この時期にしてはちょっと日焼けした)上級生に話しかけてみるのがいいでしょう。丁寧に説明してくれるはずです。
グライダーの展示がなくても、教室等で入部説明会を行っているのを探してみてください。運悪くそのタイミングに合わなければ、またはその場所や日程がわからなければ、ネットでクラブのホームページを見てみましょう。入部に関する説明や、問い合わせ連絡先が分かるはずです。そして、あなたが本当に空を飛びたければ、ためらうことなく連絡してみましょう!また、あなたが1年生でなくても、また、入部の時期が春でなくても、多くのクラブでは随時、入部を受け付けています。詳しくは各大学のクラブに直接問い合わせて下さい。

たいていのクラブでは、4月から5月にかけて、「体験搭乗会」という体験飛行を行える機会を設けているはずです。あなたの家や学校から滑空場まで少しの時間とコストをかけて行かなければならないかもしれませんが、その価値はきっとあるはずです。関東地方の多くの大学グライダークラブは、埼玉県熊谷市の利根川河川敷にある、妻沼滑空場で活動しています。体験飛行も多くの場合この滑空場で実施されます。1日時間を作ってここまで来てみませんか?クラブの雰囲気や訓練の様子、グライダーやウインチなどの機材が見学でき、そして天候等に支障がなければ実際に体験飛行ができます。

体験飛行であなたは、二人乗りのグライダーに、クラブのインストラクター(クラブのOBで、操縦教育証明という国家資格を有するベテランパイロット)と同乗してフライトを行うことになります。もちろん今はまだあなたに操縦の心配はまったくありません。同乗するインストラクターが離陸から着陸まですべて行います。
座席に座ってシートベルトを締め、飛行中の注意事項など簡単な説明を聞いたらいよいよフライト。キャノピーを閉めレバーを押してロックをかけましょう。パイロットが準備Okの合図を送ると、グライダーを曳航するためのワイヤーがゆっくりと動き出します。そしてTAKE OFF!

1km以上離れた、滑走路の反対側の端にセットされた曳航ウインチがフル回転し、わずか数秒で時速100km以上までグライダーを加速します。そして急上昇。30秒程度で高度4~500mの上空へ。体験搭乗では離陸から着陸までは10分程度ですが、そこにはきっと、あなたの見たことのない景色が広がっているはずです!

どうですか?グライダークラブに入部すれば、上空からのこんな景色を見ながら、自分でグライダーで飛べるように、操縦の練習ができます。練習の結果、在学4年の間にライセンス(自家用操縦士)を取得することも可能ですし、また学生競技会に出場するチャンスもあります。

貴重な大学生活のクラブ活動に、グライダーを選んでみませんか?自分の操縦で大空を飛ぶという、普通の生活ではなかなか接することのできない経験と、かけがえのない仲間たちに出会うことができるはずです!